豪栄道、一夜明け喜び 来場所綱獲りは「過度に意識しない」

[ 2016年9月26日 10:49 ]

全勝優勝から一夜明け、笑顔で記者会見する大関豪栄道

 大相撲秋場所で、初優勝を15戦全勝で果たした大関豪栄道(30)=本名沢井豪太郎、大阪府出身、境川部屋=が千秋楽から一夜明けた26日、東京都足立区の境川部屋で記者会見し「今までは12勝が最高。まさか全勝とは夢にも思わなかった」と喜びを語った。

 前夜はテレビ出演などをこなし、場所中に断っていた酒も部屋の千秋楽祝賀会で乾杯の時にしか口にしなかったという。

 4度目のかど番だった豪栄道は前に出る相撲が光り「かど番で少なからずプレッシャーがあった中、星が上がってくると精神的に余裕が生まれ、それが集中力につながった」と振り返った。

 九州場所(11月13日初日・福岡国際センター)で初の綱とりに挑む。「来場所のことはまだ考えられない」と苦笑いしつつ「過度に意識しないことと、自分の得意な形で相撲を取ることを心掛けていきたい」と話した。

続きを表示

2016年9月26日のニュース