琴乃 ツアー初Vならず5位「チャンス作れなかった」それでも収穫

[ 2016年9月25日 16:54 ]

9番、アプローチショットに渋い表情の香妻琴乃

ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン最終日

(9月25日 宮城県利府町 利府ゴルフ倶楽部=6551ヤード、パー72)
 女子ゴルフのミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンは25日、宮城県の利府ゴルフ倶楽部で最終ラウンドを行い、首位に2打差の2位から出た香妻琴乃(24=サマンサタバサ)は2バーディー、2ボギーの72で回り通算9アンダーの5位で終えた。

 ツアー初優勝を目指した最終日。1番でつまずいた。右のセミラフから打った第2打はグリーンをとらえたもののカップまでは10メートル以上。バーディーパットは2・5メートルもショートして3パットのボギー発進となった。

 「練習グリーンが昨日よりも速い気がして。1番もカップまでは上りだけど、そこから先が下っているかなと思って、タッチが合わなかった。ショットが手前過ぎましたね」と力なく笑った。

 パー3の4番で第1打をグリーン奥のラフに外すなど、その後はアイアンショットの制御に苦しんだ。「パーオンも7回しかなかった。チャンスを作ることができなかった。自分の中で試しながらやったけど、うまくいかなかった」と振り返った。

 それでも自身初の首位発進を果たし、最終的に今季初のトップ5入り。予選落ちが続いた今季前半戦を思えば十分な手応えがある。「パットは自分の思っているタッチと方向が合ってきた。ファーストパットはどんな距離でも自信を持って打てた。そこだけは来週につながった」と収穫を口にした。

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2016年9月25日のニュース