伊調 青森凱旋パレード「ここで生まれて本当に良かった」

[ 2016年9月25日 05:30 ]

レスリングの伊調馨(手前左)。出身地の青森県八戸市で行われたパレードで観衆に向かい笑顔で手を振った。隣は母の遺影を持つ父春行さん

 リオ五輪で史上初の女子個人種目4連覇を果たし、国民栄誉賞受賞が決まったレスリングの伊調馨(32)が出身地の青森県八戸市でパレードし、集まった約4万人から祝福を受けた。

 伊調は2年前に亡くなった母トシさん(享年65)の遺影を持った父・春行さん(65)、兄・寿行さん(39)と市中心部の約700メートルをオープンカーで走行。沿道に集まった市民が日の丸の旗を手に「おめでとう」など歓声を上げた。伊調は手を振って笑顔で応えた。八戸市から市民特別栄誉大賞が贈られ「ここで生まれ育って本当によかった」と話した。

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2016年9月25日のニュース