高安10勝 大関とりへ「来場所の資格が出てきた」

[ 2016年9月22日 20:33 ]

 新関脇の高安が堂々たる相撲で10勝目をマーク。「落ち着いてさばけた」と話す表情には風格が出てきた。

 小結で11勝の先場所に続き、三役で2場所連続2桁勝利とした。番付編成を担う審判部の友綱副部長(元関脇魁輝)は「来場所の資格が出てきた」と九州場所が初の大関とりになると明言。八角理事長(元横綱北勝海)も「地力がついてきた」と成長を認めた。

 初優勝の可能性をわずかに残し、白星の上積みも期待される。26歳の高安は「横綱、大関戦が終わってからが大事。集中を切らさず、気を引き締めていく」と前を見据えた。

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2016年9月22日のニュース