宇良 デビュー以来初の負け越し「もっと押したかった」

[ 2016年9月22日 16:30 ]

大相撲秋場所12日目

(9月22日 両国国技館)
 十両東筆頭の宇良が佐藤に敗れ、デビュー以来初の負け越しとなった。立ち合いは低くいったが、重心の低い佐藤に出られて体が起き、押し出された。

 8敗目に「もっと押したかった」とがっくり。残る3日間に「強気でいって、ひとつでも多く勝ちたい」と気を取り直した。

 先場所全休し、幕内から西十両10枚目まで落ちて今場所の相撲をとる安美錦は、東龍を押し出して6勝目。ひとまず幕下陥落回避が濃厚となった。
 支度部屋では同部屋の弟弟子、大関・照ノ富士が握手で白星を祝福する場面もあった。

 西十両14枚目と後がない北太樹は旭日松を寄り切って昨年春場所以来の勝ち越し。「長かった。1年半ぶりですか」と安どしていた。

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2016年9月22日のニュース