審判部、大翔丸を直接注意 気力欠いた相撲 師匠は指導徹底誓う

[ 2016年9月19日 20:06 ]

 日本相撲協会審判部は19日、大相撲秋場所8日目(18日)の一番で気力を欠いたとし、東前頭8枚目の大翔丸を取組前に呼び出して口頭で注意した。既に師匠の追手風親方(元幕内大翔山)を通じて注意を与えている。

 大翔丸は栃ノ心戦で不利な体勢となり、勝負が決まる前に力を完全に抜いて土俵を割った。二所ノ関審判部長(元大関若嶋津)から「一生懸命やっているのは分かるが、無気力相撲のように見える。最後まで力を出すように」と諭された。9日目に7敗目を喫した後は「(勝負を)自分で判断したのが良くなかった。ここから頑張るだけ」と反省した。

 追手風親方は「ああいうのは話にならない。稽古場から直していく」と指導徹底を誓った。

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2016年9月19日のニュース