自転車男子個人ロードレースのレース中事故でイラン選手死亡

[ 2016年9月19日 05:30 ]

14日、自転車男子個人ロードタイムトライアルに出場したバハマン・ゴルバルネジャド選手

 国際パラリンピック委員会(IPC)は17日、リオデジャネイロ・パラリンピックの自転車男子個人ロードレース(運動機能障がいC4、5)のバハマン・ゴルバルネジャド選手(イラン)がレース中の事故で死亡したと発表した。48歳だった。

 IPCによると、パラリンピックでの選手の死亡事故は初めて。IPCなどによると、17日午前10時半(日本時間同午後10時半)ごろ、山間部を走っていた同選手は下り坂でスピードに乗った状態でカーブを曲がり切れず、壁に衝突して頭などを強く打った。病院に運ばれて手当てを受けたが、心肺停止の状態だった。イランとIPCは選手村などの旗を半旗とし、18日の閉会式では黙とうをささげる。

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2016年9月19日のニュース