組織委会長 リオ五輪・パラを総括「任務完了だ」

[ 2016年9月19日 04:16 ]

 リオデジャネイロ五輪・パラリンピック組織委員会は18日、両大会の総括記者会見を開き、ヌズマン会長は「任務完了だ。ブラジルの政治と経済が混迷する中で大会の成功に懐疑的な目が向けられたが、音を上げなかった。障壁を乗り越えた」と満足感を示した。

 五輪は約610万枚、パラリンピックは約210万枚の入場券を販売し、お祭り好きのブラジル人が大いに盛り上げた。ヌズマン会長は「地元観客の情熱が国外からの来訪客も熱くさせた。これまでにない大会になった」と誇らしげに話した。

 同会長はバレーボール男子の選手として1964年東京五輪に出場した。4年後の東京大会に向け「東京をよく知る私が言うのだから間違いない。現実離れした素晴らしい大会になる」と期待を寄せた。(共同)

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2016年9月19日のニュース