隠岐の海 快挙ならずも淡々「こういうこともある」

[ 2016年9月17日 20:01 ]

 関脇以下で昭和以降初の2横綱4大関撃破に挑んだ隠岐の海は豪栄道に屈した。快挙達成はならず、初黒星を喫したが「意識しないようにしていた。こういうこともある。内容どうこうよりも明日が大事」と淡々と話し、落胆はなかった。

 豪栄道が突っかけ、2度目で立った。左四つで寄りを残した後で上手を取れず、大関の右上手出し投げで土俵を割った。

 快進撃は止まったが、前半戦の土俵を大いに盛り上げている。師匠の八角理事長(元横綱北勝海)は「(6勝のうち)5勝は横綱、大関に勝ったもの。評価できる」とまな弟子をたたえた。

続きを表示

2016年9月17日のニュース