柔道女子代表・南條監督が退任会見「達成感より悔い」

[ 2016年9月17日 05:30 ]

 リオ五輪で柔道女子日本代表を率いた南條充寿監督(44)が16日、都内で退任会見を開き「リオ(金1銅5)はロンドン(金1銀1銅1)より(銀メダルがない分)下回った。

 達成感よりやり残した気持ちの方が大きい」と淡々と振り返った。暴力的指導問題の影響で急きょ就任したのは13年3月。選手の自主性を重んじる方針をとったが「若い選手にはもう少しやってあげられることがあったのでは」と悔いが残った様子。10月から増地克之新監督が就任することにも「女性チームを女性が率いるのが理想。次はこの人、という人材を育てられなかったことも反省」とした。今後は教授を務める仙台大の男子監督を務める。

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2016年9月17日のニュース