敏京 通算5アンダー 最終9番バーディー締め「気持ち良かった」

[ 2016年9月17日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー・エビアン選手権第2日

(9月16日 エビアン・リゾートGC=6482ヤード、パー71)
 8位で出た野村敏京(23=フリー)は3バーディー、1ボギーの69で回り通算5アンダーに伸ばした。39位の横峯さくら(30=エプソン)は75を叩き通算4オーバー。65位の宮里美香(26=NTTぷらら)と上原彩子(32=モスバーガー)、83位の宮里藍(31=サントリー)もスタートした。第1ラウンドは63をマークしたチョン・イン・ジ(22)とパク・ソン・ヒョン(22=ともに韓国)が首位に並んだ。

 最終9番をバーディーで締めた野村は「最後バーディーで終われたので気持ち良かった」とホッとしたように笑った。

 早朝のスタートで序盤は強い雨にたたられ「急に雨が降ったり寒くなったり。グリーンも切れたり切れなかったり」と厳しい状況だったが「メジャーなので我慢が一番大事」と言い聞かせた。

 出だしの10番で第1打が木の後ろに入るトラブルに見舞われボギーとなったが、そこから根気よくパーを拾った。17番では第2打を1メートルに寄せてバーディー。後半の1番は1・5メートルのチャンスを生かした。

 4番、5番はいずれもグリーン脇のバンカーに入れながらピンそばに寄せてパーセーブ。7番で1・5メートルのバーディーパットを外すなどチャンスを逃す場面もあったが「それもゴルフだから」と受け止めて粘った。前日は8位と好発進。この日も2つ伸ばし「今日もよく我慢した。今日も私は満足」と自ら及第点を付けた。決勝ラウンドでの上位進出へ「今日と同じ気持ちでやれればいいポジションで終われる」と自信を持って残り2日に挑む。

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2016年9月17日のニュース