カド番豪栄道 耐えて寄り切る!7日目は隠岐の海と全勝対決

[ 2016年9月17日 05:30 ]

<秋場所・6日目>高安(左)に張り手を食らうも寄り切りで勝った豪栄道

大相撲秋場所

(9月16日 両国国技館)
 耐えて耐えて耐えまくった。カド番大関の豪栄道は高安の激しい突っ張りといなしを受け、なかなか捕まえられなかった。それでも慌てないのが好調の証。わずかな隙を見逃さずに飛び込むと、もろ差しから寄り切った。

 「我慢していきました。考えながら取っている暇はない。体が動いている感じですね」。過去6勝12敗と苦手にしていた相手だったが、最後まで集中力は切れず、大関昇進後は初めて初日から6連勝とした。7日目は隠岐の海との全勝対決。中盤ながら優勝争いを左右する大一番となるが、「明日のことだけ考える」と自分に言い聞かせるように話した。“荒れる秋場所”を最後のとりでが止める。

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2016年9月17日のニュース