隠岐の海、無傷5連勝 稀勢は3勝目で綱獲りに望み 日馬4勝目

[ 2016年9月15日 18:00 ]

<秋場所 5日目>松鳳山を押し出しで破り全勝を守った隠岐の海(右)

大相撲秋場所5日目

(9月15日 東京・両国国技館)
 大相撲秋場所5日目は15日、東京・両国国技館で行われ、2横綱2大関を破った平幕・隠岐の海は無傷の5連勝。綱獲りへ負けられない大関・稀勢の里は2敗を守り、望みをつないだ。

 初日から大関以上に4連勝と昭和以降初の快挙を果たした隠岐の海は、平幕・松鳳山との取組。土俵際での際どい勝負となり、一度は軍配が隠岐の海に上がるものの、物言いが付き審議の結果は同体。取り直しとなり今度は押し出しで勝ちきった。

 2勝2敗の稀勢の里は、貴ノ岩との初顔合わせ。初日こそ硬さが目立ったものの、この日の取組では落ち着いた本来の相撲を見せ、寄り切りで勝ち。3勝2敗で綱獲りへ望みをつないだ。

 2場所連続優勝を目指す横綱・日馬富士は、平幕・正代に格の違いを見せつけ寄り切りで4勝1敗とした。

 2勝2敗の横綱・鶴竜は、栃ノ心との激しい攻防を制し外掛けで3勝目。大関以上で唯一無敗の豪栄道は、宝富士を寄り切りで下し5連勝。琴奨菊は栃煌山に寄り切りで4勝目を飾った。

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