錦織 09年以来の大阪、つかみはOK「オススメたこ焼き教えて」

[ 2016年9月15日 15:43 ]

国別対抗戦デビス杯入替戦のダブルスに出場する錦織圭(左から2人目)

 大阪上陸のつかみはOKだ。16日に大阪市・靱(うつぼ)テニスセンターで開幕するテニスの国別対抗戦「デビス杯」ウクライナ戦を前に錦織圭(26=日清食品)が14日、会見した。ナニワ名物に興味津々だ。「好きなたこ焼きを食べたか」という質問に「あ、まだです。オススメを教えてください」と逆取材するほどだった。

 日本のエースは影響力がある。14年全米オープン準優勝後に「ノドグロ(アカムツ)を食べたい」と話すと、この高級魚は一躍全国区になった。リオ五輪銅メダル&全米オープン4強帰りの今回は庶民の味に関心を示した。かつて帰国直後に、たこ焼き店を訪れた“粉モン好き”らしく、食いだおれの街の看板商品にラブコールを送った。

 大阪での試合は「デビス杯」がなみはやドーム(門真市)で開催された09年3月以来、“西の聖地”靱は05年10月以来11年ぶり。「大阪も試合がないと来られない。何か懐かしいですね」。関西のテニスファンも生エアKを待ち望んでいる。約5000ある席は、3日間のうち2日が前売りで完売。インターネットオークションで、定価1万円の最もいい席は6万4800円の値が付くフィーバーぶりだ。

 今回は日本のワールドグループ残留がかかる大事な入替戦。米国から帰国直後でも「体調は全く問題ない。勝ちをもぎ取りたい」と力強かった。たこ焼きに負けないアツアツのプレーで、日本全国キタからミナミまで盛り上げる。

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2016年9月15日のニュース