桐生 最終戦10秒35 来季こそ夢の9秒台を

[ 2016年9月15日 05:30 ]

陸上男子短距離の桐生祥秀

 陸上の国別対抗戦、デカネーションが13日、フランスのマルセイユで行われ、男子100メートルに出場した桐生祥秀(20=東洋大)は10秒35(向かい風1・9メートル)で2位となり夢の9秒台は来季に持ち越しとなった。

 3日の日本学生対校選手権は10秒08の好タイムで連覇。200メートルでも優勝した。コーナーを回るレースをしたことで「カーブを走る方が100メートルにいい影響を与える」と以前の感覚を思い出したが、今回は伸びず「1週間やそこらでできるとは思っていない」と受け止めた。

 リオデジャネイロ五輪では400メートルリレーで歴史的な銀メダルに輝く一方、100メートルは日本人3人の中で1人だけ予選落ちした。「9秒台を狙える自信はある。僕が1番という気持ちを持って冬季に臨んでいきたい」。と力強く語った。

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