ジョコ 2年連続7回目の決勝進出!相手はバブリンカ

[ 2016年9月10日 07:00 ]

2年連続の決勝進出を果たしたジョコビッチ(AP)

 テニスの全米オープン第12日は9日、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで行われ、男子シングルス準決勝で第1シードで2連覇を狙うノバク・ジョコビッチ(29=セルビア)は第10シードのガエル・モンフィス(30=フランス)に6―3、6―2、3―6、6―2で下し、2年連続7回目の決勝進出を果たした。これで、ジョコビッチはモンフィスとの対戦成績を13勝0敗とした。

 決勝では第6シードの錦織圭(日清食品)を破った第3シードのスタン・バブリンカ(スイス)と対戦する。

 第1セット、モンフィスはダブルフォルトを連発。第2、第4ゲームをブレークされいきなりジョコビッチが5―0でリード。その後ジョコビッチもモンフィスにつられるようにミスを出し3ゲームを連続して取られた。だが、第9ゲームをキープし、6―3で第1セットを奪った。

 第2セットは、最初のゲームをモンフィスがキープしたものの、第3、第5ゲームをブレーク。そのまま押し切り6―2で奪った。だが、第3セットは、ジョコビッチがいきなり第1ゲームをブレークしたが、モンフィスも第4、第6ゲームをブレーク、6―3で奪い返した。第4セットは第4ゲームをジョコビッチがブレークし3―1としたものの、続く第5ゲームでブレークバックされる。第3セットには左肩を処置トレーナーにしてもらったジョコビッチだが、このゲーム後にはメディカル・タイムアウトを取ってトレーナーに右肩のケアをしてもらう場面も。だが、第6、第8ゲームをブレークし6―2で奪った。

 ジョコビッチは今季の全仏オープンを制し、生涯グランドスラムを達成。だが、ウィンブルドンでは決勝でサム・クエリー(米国)に敗れ、リオ五輪では手首を痛め1回戦でフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)にストレート負け。

 だが、今大会はここまで6試合中3試合で相手が棄権という“運”もあり、決勝まで勝ち上がってきた。

続きを表示

この記事のフォト

2016年9月10日のニュース