鹿沼 「全力を出し切った」手応え5位 次戦へ切り替え

[ 2016年9月10日 05:30 ]

<女子タンデム1000メートルタイムトライアル(視覚障がい)>レースを終え、笑顔の鹿沼由理恵(中央)とパイロットの田中まい(右)

リオ・パラリンピック 女子タンデム1000メートルトライアル

(9月9日)
 表彰台に届かなかったが、鹿沼は「今の1キロの全力を出し切った」とレース内容には手応えを口にした。生まれつきの弱視で、目はほとんど見えない。2010年バンクーバー冬季大会のノルディックスキー距離で7位入賞を果たした、異色の経歴の持ち主だ。肩の負傷でスキーでの競技力を保つことが難しくなり自転車に転向した。

 トラックの「本命」種目となる11日の3000メートル個人追い抜きに向け「気持ちを切り替えて3キロに向けていきたい」と力を込めた。(共同)

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2016年9月10日のニュース