本田真凜 気負いすぎSP5位出遅れ「落ち着いていなかった」

[ 2016年9月10日 05:30 ]

4位にとどまった本田真凛は客席に「ごめんなさい」とばかりに手を合わせる

ジュニアGPシリーズ第3戦・日本大会第1日女子SP

(9月9日 新横浜スケートセンター)
 フィギュアスケートジュニアGPシリーズ第3戦・日本大会第1日女子ショートプログラム(SP)で、昨季の世界ジュニア選手権を制した本田真凜(15=関大中)は55・47点の5位と出遅れた。坂本花織(16=神戸ク)が65・66点で首位に立ち、山下真瑚(13=グランプリ東海ク)が64・86点で2位。フリーは11日に行われる。

 昨季の世界ジュニア女王が出遅れた。本田は冒頭の3―3回転が単発のフリップに終わり、目標にしていた70点に遠く及ばない55・47点。「たくさんのお客さんが応援してくださって、一番いい演技を見せたいと思いすぎてしまった。最初からずっと落ち着いていなかった」と目を潤ませた。

 ただ、序盤のミスを引きずらずに演技をまとめたことは収穫。昨年の同時期に比べると「倍くらいは練習してきた」と言う。11日のフリーに向け、「どの試合も負けたくない。早く切り替えたい」と気合を入れていた。

続きを表示

2016年9月10日のニュース