稀勢 出稽古充実で自信 「しっかりやるだけ」自分の相撲貫く

[ 2016年9月9日 05:30 ]

カレンダーの写真撮影のため、稀勢の里は染め抜きで国技館に登場(手前)

大相撲秋場所

(11日初日、両国国技館)
 綱獲りに挑む大関・稀勢の里は東京都墨田区の九重部屋への出稽古で、平幕・千代鳳、十両・千代大龍と計17番取って15勝2敗だった。「生きのいい若手がいる」という理由で初めて同部屋を出稽古先に選び「思った以上にいい稽古になった」と話した。

 2日の横審稽古総見、3~5日の二所ノ関一門連合稽古、7日の佐渡ケ嶽部屋への出稽古とさまざまな相手と相撲を取り、 9日からは東京都江戸川区の田子ノ浦部屋で最終調整となる。横綱・白鵬の休場により、初優勝→横綱昇進の期待が膨らむが「自分はしっかりやるだけ。やることは変わらない」と自分の相撲を貫くことに集中していく。

続きを表示

2016年9月9日のニュース