「金」倍増を目指す日本 陸上和田は5千メートル6位

[ 2016年9月8日 22:59 ]

 リオデジャネイロ・パラリンピック第1日(7日)マラカナン競技場で開会式を行い、12日間の大会が開幕した。22競技、528種目でメダルが争われる。

 2020年東京大会を控える日本選手団は車いすテニス男子の第一人者、国枝慎吾(ユニクロ)競泳女子の成田真由美(横浜サクラ)ら132人で編成された。前回ロンドン大会から倍増の金メダル10個を目指す。

 開会式で日本選手団は白のブレザーに紺のパンツ姿で入場行進。車いすテニス女子で旗手の上地結衣(エイベックス)は車いすに国旗を固定し、笑顔で堂々と先導した。

 第2日(8日)は競技が本格的に始まり、陸上男子5000メートル(視覚障害T11)決勝でロンドン大会3位の和田伸也(賀茂川パートナーズ)は6位だった。視覚障害者による柔道では男子66キロ級の藤本聡(徳島県立徳島視覚支援学校職)は1回戦を突破した。同60キロ級の広瀬誠(愛知県立名古屋盲学校教)も登場。

 競泳の予選は、女子100メートル平泳ぎ(運動機能障害SB9)で池愛里(東京成徳大高)と一ノ瀬メイ(近大)、男子100メートル背泳ぎ(知的障害)で津川拓也(ANAウイングフェローズ・ヴイ王子)が泳ぐ。卓球は男子シングルス(立位9)の岩渕幸洋(早大)らが1次リーグ初戦で敗れた。(共同)

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2016年9月8日のニュース