6大会メダル21個「殿堂」日本人1号・河合純一氏が聖火ランナー

[ 2016年9月8日 05:30 ]

笑顔でトーチを持ち、聖火リレーに臨む日本パラリンピアンズ協会の河合純一会長

リオデジャネイロ・パラリンピック

 国際パラリンピック委員会が偉大な功績を残した選手やコーチを称える「パラリンピック殿堂」に日本人として初めて選出された河合純一氏(41)が聖火リレーのランナーを務めた。

 同氏は競泳の視覚障がいクラスで92年バルセロナから12年ロンドン大会まで6大会連続でパラリンピックに出場し、5つの金を含む計21個のメダルを獲得。現在は日本身体障がい者水泳連盟会長などを務めている。自動小銃などを抱えた兵士の護衛を受けながらリオ中心部ショッピングモール前を約100メートル走った河合氏は「リオの本場の盛り上がりの中で、聖火ランナーとしてトーチの重みを感じながら楽しく走ることができました。この思いを4年後に向けてアスリートや関係者と分かち合いたいと思います」と語った。なお同氏の殿堂入り表彰式は9日にリオ市内で行われる。

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2016年9月8日のニュース