萩野 2冠締め! 2位瀬戸に大差付け400個メV 

[ 2016年9月5日 05:30 ]

<水泳日本学生選手権最終日>男子400メートル個人メドレーの表彰式を終え、歓声に応える優勝した萩野公介(右)と2位の瀬戸大也

水泳日本学生選手権最終日

(9月4日 東京辰巳国際水泳場ほか)
 競泳男子400メートル個人メドレーは、リオデジャネイロ五輪の同種目金メダリストの萩野公介(22=東洋大)が4分11秒88で2年ぶり3度目の優勝を飾った。2位に入った同じく銅メダリストで早大の瀬戸大也(22=JSS毛呂山)に6秒52差を付ける圧勝で、最後の出場となった同大会を個人種目2冠で締めくくった。総合では男子の明大が2年連続4度目、女子は東洋大が初優勝を果たした。

 1泳法目のバタフライからリードを奪った萩野が、2位の瀬戸に6秒52もの大差を付けて2年ぶり3度目の優勝を飾った。

 最終種目の800メートルリレーでも第1泳者として1分45秒88の大会新記録(200メートル自由形)をマークして「予選からバタフライが良かった。自由形を流しても11秒台が出たので力が付いてきたかなと思う」と話した。かつては苦手としていたバタフライ。リオ五輪決勝では瀬戸がトップでターン、萩野は2番手だった。

 体調不良があったとはいえ、完敗した瀬戸が「公介は流してあれだけの差を付けられた。4年間で埋めないと」と危機感を募らせたほどの完勝で、最後のインカレを締めた。

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2016年9月5日のニュース