安美錦が負傷後初の朝稽古 夏場所で左アキレス腱断裂

[ 2016年9月4日 17:04 ]

 5月の大相撲夏場所で左アキレス腱断裂の大けがを負い、7月の名古屋場所を全休した関取最年長の37歳で十両の安美錦が4日、東京都江東区の伊勢ケ浜部屋で負傷後初めて朝稽古に参加した。秋場所(11日初日・両国国技館)への出場については「焦っても仕方ないが、出ないと番付が落ちるし難しいところ。直前まで様子を見る」と明言を避けた。

 これまでも一人で四股を踏むなど稽古はしていたが、入院生活で「脚も細くなったし、体重も5、6キロ減った」という。この日は幕下力士と肩をぶつけ合ったり、胸を押させたりして脚への負担のかかり具合を確認した。稽古と並行してリハビリも続けており「怖さはあるが、やりながら状態を探っていく」と話した。

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2016年9月4日のニュース