上地、状態の良さに自信 車いすテニスが練習公開

[ 2016年9月4日 14:59 ]

 リオデジャネイロ・パラリンピック車いすテニスの日本代表が3日、五輪公園内にある試合会場で練習を公開し、女子のシングルス、ダブルスで金メダルを狙う22歳の上地結衣(エイベックス)は「リオに着いた当日から少しずつ体を動かしているので、今はばっちり」と状態の良さに自信を示した。

 2人を相手にしたラリーなどで汗を流した。打球が伸びないというコートへの対応については「しっかりと回転をかけることが重要」と話した。

 前回大会を経験し「いつも通りの気持ち、プレーを維持できている」と精神的に余裕を持って臨めている。日本選手団の旗手という大役を務める開会式を7日に控え「パラリンピックならではのものを楽しみながら、しっかり試合当日を迎えられたら」と笑顔を見せた。

 男子シングルスで3連覇を目指す32歳の国枝慎吾(ユニクロ)はゲーム形式の練習でやや凡ミスが目立った。「まだこのコートに順応し切っていない。試合まではまだ時間はある。その中で解決できればいい」と冷静に話した。(共同)

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2016年9月4日のニュース