稀勢 綱へ納得13勝「修正していいようにはまってきた」

[ 2016年9月4日 08:03 ]

稽古で汗を流す稀勢の里

 大相撲の二所ノ関一門の連合稽古が3日、東京都江東区の尾車部屋で始まり、前日の横審稽古総見で精彩を欠いた2大関が力強さを見せた。

 秋場所(11日初日、両国国技館)が綱獲り場所となる稀勢の里は小結・魁聖、平幕・豪風と14番取って13勝1敗。稽古総見は日馬富士に8戦全敗で不安をのぞかせたが「昨日と全然違う。いろいろ修正していいようにはまってきた」と納得の様子だった。左膝などの負傷で名古屋場所を途中休場した琴奨菊は膝、ふくらはぎ、足首をテーピングで固定し、11番で10勝1敗。「調子は良くない。膝は80%くらい」というものの「80%で取れる相撲もある。それを探りながら稀勢の里とやりたい」と、きょう4日には大関同士の三番稽古を行う。

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2016年9月4日のニュース