サントリー今季初完封 後半修正、らしさ出て連勝

[ 2016年9月4日 05:30 ]

<サントリー・ホンダ>後半、トライを決めるサントリー・西川

ラグビートップリーグ第2節第2日 サントリー50-0ホンダ

(9月3日 秩父宮)
 4試合が行われ、昨季9位からの巻き返しを図るサントリーはホンダを50―0で圧倒。かつてヘッドコーチを務めたエディー・ジョーンズ前日本代表ヘッドコーチが視察した一戦で今季リーグ初の完封勝利を飾り、開幕2連勝とした。2年目ながら今季から主将に抜てきされたSH流大(ながれ・ゆたか=24)は1トライを挙げたが、リザーブ出場した日本代表SH日和佐篤(29)も存在感を示した。

 試合全体のボールポゼッションは76%、同じく地域支配率は71・1%を記録。それでもサントリーは前半に2トライしか奪えず、沢木敬介監督は「前半はうちのラグビーじゃない。ペースをつくれなかった」と述べた。修正した後半は3分で最初のトライを挙げると、14分には流主将が切れのあるステップを織り交ぜて、自らトライ。ようやくサントリーらしいアタッキングラグビーを発揮したが、22分に日和佐と入れ替わるとさらに攻撃のテンポが上がり、20分足らずで3トライ。流は「まだまだ僕がいっぱいいっぱいなところがある」と反省しきりだった。さすがの存在感を見せた日和佐は「いい競争ができていると思う」と新主将との先発争いに意欲を燃やした。

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2016年9月4日のニュース