東芝2連勝!リーチ今季初先発で貫禄 大野は通算150試合出場

[ 2016年9月3日 05:30 ]

<東芝・NEC>突進する東芝のリーチ

トップリーグ 第2節第1日 東芝25―8NEC

(9月2日 秩父宮)
 ラグビートップリーグは第2節第1日の3試合が行われ、東芝とヤマハ発動機が開幕2連勝を飾った。東芝は昨年のW杯日本代表主将のフランカー、リーチ・マイケル(27)が今季初先発。ゲーム主将を務めてチームを25―8の勝利に導いた。また、日本代表ロック大野均(38)が後半22分から出場。前人未到のトップリーグ通算150試合出場を果たした。

 リーチが右手親指脱臼から復帰後初先発で貫禄を示した。力強いランに献身的なつなぎのプレーで再三流れを呼び込んだ。

 「ボールキャリーはまあまあだったけど運動量はまだまだ」と自己採点は辛く、「しんどい時間帯にプレーの質が落ちた」とチームにも厳しかったが、新人SO田村は「やりやすいようにしてくれる」と最敬礼した。

 そのリーチを「本当に凄い」と感心させたのが150試合出場の大野で、拍手とハイタッチで迎えられてピッチへ。「150試合なんて想像もしなかった」と言いながらも「先発にこだわりたい。リザーブでいいと思った時点で伸びしろはない」と貪欲だった。

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