稀勢の里、綱獲りへ万全「休みはいらない 力があり余っている」

[ 2016年9月2日 08:41 ]

土俵には上がらず、すり足などの基本運動で汗を流した大関・稀勢の里

 綱獲り場所となる大関・稀勢の里は軽めの稽古となった。番付発表後の2日間は東京都江戸川区の田子ノ浦部屋で新関脇・高安と計38番(29勝9敗)取ったが、この日は高安の疲労などを考慮し、四股やすり足などで終えた。できることなら土俵に上がりたかった様子で「休みはいらない。いつでもやる準備はできている。力があり余っている」と話した。

 2日は両国国技館の相撲教習所で横綱審議委員会の稽古総見が行われ3~5日には二所ノ関一門連合稽古が控えている。「だいぶ体もいいし、(5日までの4日間で)抜く日はない」と他の部屋の力士相手に“フル稼働”する考えだ。

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2016年9月2日のニュース