錦織「いい1回戦」昨年初戦負けで逆に「プレッシャー今年はない」

[ 2016年8月31日 05:38 ]

2年ぶりに2回戦進出を果たした錦織(AP)
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 テニスの全米オープン第2日は30日、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで行われ、男子シングルス1回戦で世界ランキング7位で第6シードの錦織圭(26=日清食品)は、世界ランキング96位のベンヤミン・ベッカー(ドイツ)と対戦し、6―1、6―1、3―6、6―3で下し2回戦に進出した。

 ――試合を振り返って。

 楽な試合ではなかったが、内容は悪くなかった。いい1回戦だった。第1、第2セットみたいにどんどん攻めていければよかったが、少し下がってしまった。

 ――第3セットはチャレンジが不利な判定ばかりだった。

 きょうのチャレンジは2回とも自信があった。絶対に機械が壊れている。だから(セットを落としたのは)僕のせいではなく…。これ冗談ですよ、本気じゃない(笑い)。第3セットの終盤は自分のサービスゲームがよくなかった。そこは一番の反省点。

 ――調整は順調。自分への期待が大きいとプレッシャーになる?

 あまり期待はしていない。1試合ずついい試合をしようと思っている。ボーッと試合に入っているので、あそこまで行きたいとか、結果を出したいとはあまり思わない。

 ――そういう心境は最近身についた?

 全米オープンに関して言えば、去年はプレッシャーがあった。1年前に決勝まで行っているのは多少負担だった。そういう意味では去年1回戦負けしてよかった。そういうプレッシャーが今年はないのは事実。

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