上地旗手「金メダル持って帰る」パラ日本選手団本隊、リオへ出発

[ 2016年8月30日 17:42 ]

リオデジャネイロへ向け出発する前にポーズをとるパラリンピック日本選手団。前列左端は車いすテニス女子の上地結衣選手、後列左から4人目は大槻洋也団長

 9月7日開幕のリオデジャネイロ・パラリンピックの日本選手団本隊が30日、成田空港からリオに出発し、旗手を務める車いすテニス女子の上地結衣選手(エイベックス)は「シングルスでは金メダルを持って帰りたい」と決意を示した。

 セレモニーでは大槻洋也団長が「高いパフォーマンスを発揮したい」とあいさつした。2012年ロンドン大会の陸上男子銅メダルの和田伸也選手(賀茂川パートナーズ)はいの一番で決勝に臨むだけに「メダルを取って日本チームに勢いをつけたい」と意気込んだ。

 別便で飛び立った柔道男子100キロ超級の前回覇者、正木健人選手(エイベックス)は天理大の後輩の大野将平選手(旭化成)ら全階級メダルのリオ五輪柔道勢を引き合いに「励みになった。頑張れる」と意欲十分。2連覇が懸かるゴールボール女子で主将の浦田理恵選手(アソウ・ヒューマニーセンター)は「一試合ごとに成長し、勝利につなげたい」と話した。

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2016年8月30日のニュース