大坂なおみ 全米OP初出場でシード選手下し2回戦進出

[ 2016年8月30日 04:40 ]

リターンする大坂なおみ(AP)

 テニスの四大大会最終戦、全米オープンは29日、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで開幕し、女子シングルス1回戦で世界ランキング81位の大坂なおみ(18)が、第28シードで世界30位のココ・バンダウェイ(25=アメリカ)を6―7、6―3、6―4で下し、初出場で2回戦に進出した。

 第1セットはタイブレークの末に6―7で取られた大坂だが、第2セットは第3ゲームをブレーク。さらに第9ゲームもブレークに成功し、6―3奪い返した。第3セットは互いにサービスゲームをキープして迎えた第10ゲームをブレークして試合を決めた。

 大坂は今季、全豪、全仏ともに初出場で3回戦に進出する活躍を見せている。この日も時速200キロを超えるサーブも見せ、シード選手を下した大坂だが、試合後は「内容はあまり良くなかった」と不満そうな表情も。それでも「勝ててハッピー。緊張していたから終わってくれて良かった」と語った。

 2回戦では世界103位のドゥアン・インイン(27=中国)と対戦する。

 また、世界ランキング32位で第30シードの土居美咲(25=ミキハウス)は、世界102位のカリナ・ビットヘフト(21=ドイツ)に4―6、1―6で敗れた。

 男子1回戦では世界85位の西岡良仁(20=ヨネックス)が、第23シードのケビン・アンダーソン(30=南アフリカ)に3―6、5―7、4―5でストレート負けした。

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2016年8月30日のニュース