都営大江戸線全22駅でパラ競技の魅力伝える 企画展示スタート

[ 2016年8月26日 15:03 ]

 東京都は2020年東京パラリンピックの開幕まで4年となった25日、都営大江戸線内の22駅で、パラリンピック競技の魅力を体感できる「NO LIMITS SPECIAL 大江戸ステーションスタジアム」をスタートした。

 都は昨年度からパラリンピック体験プログラム「NO LIMITS CHALLENGE」を都内各所で実施し、今回の企画展示はその特別版として9月21日まで行う。大江戸線の22駅には、2020年東京パラリンピック全22競技を紹介するLEDパネルや立体展示物を展示するほか、都庁前駅には全競技を紹介する総合展示スペースを設置。また、イベント開催期間中にスタンプの数に応じて賞品がもらえるスマホで参加できるスタンプラリーも実施。

 都庁前駅では小池百合子知事(64)をはじめ、来月8日に開幕するリオ・パラリンピックのカヌー競技に出場する江東区出身の瀬立モニカ選手(18)らが参加したオープニングイベントも行われた。

 小池知事は「東京は世界で初めて2回目のパラリンピックを行いますが、2020年の東京大会はパラリピックの成功なくして、大会の成功はありません。来月8日から始まるリオ・パラリンピックとの開催との相乗効果で、さらに競技への関心度を高める狙いもあります」と話した。

 セレモニーに出演した瀬立選手は「リオではメダル、そして2020年東京では金メダルを目指します」と意気込みを語った。

 ▼大江戸線22駅の実施内容 都庁前(総合展示・全22競技)、新宿(トライアスロン)、代々木(ウィルチェアーラグビー)、国立競技場(テコンドー、バドミントン)、青山一丁目(車いすテニス)、六本木(自転車競技)、麻布十番(パワーリフティング)、赤羽橋(ボート)、大門(車いすバスケットボール)、汐留(射撃)、月島(ゴールボール)、門前仲町(陸上競技)、清澄白河(カヌー)、森下(車いすフェンシング)、蔵前(シッティングバレーボール)、新御徒町(ボッチャ)、上野御徒町(卓球)、春日(柔道)、新宿西口(水泳)、中野坂上(5人制サッカー)、練馬(馬術)、光が丘(アーチェリー)

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2016年8月26日のニュース