中国、1年間資格停止へ 重量挙げドーピング問題

[ 2016年8月26日 09:47 ]

 国際重量挙げ連盟(IWF)は25日、2008年北京五輪のドーピング再検査で中国の金メダリスト3選手らが陽性反応を示した問題で、国際オリンピック委員会(IOC)による最終手続きで違反が確定すれば、中国を1年間の資格停止処分とすると明らかにした。AP通信が報じた。

 強豪国の中国はリオデジャネイロ五輪で5個の金メダルを獲得した。薬物違反が深刻な重量挙げはリオ五輪ではロシアとブルガリアがIWFによる処分でチームとして出場資格を失っている。

 IWFによると、IOCの北京五輪と12年ロンドン五輪のドーピング再検査の結果、中国やロシア以外にも複数選手の陽性反応が出たウクライナやアゼルバイジャンに1年間の資格停止が科される可能性が出ている。

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