強盗虚偽通報のロクテを訴追 最大で1年6月の禁錮刑

[ 2016年8月26日 09:45 ]

強盗被害にあったことがウソだったことがばれたロクテ(AP)

 ブラジル警察当局は25日、リオデジャネイロ五輪で金メダルを取った後、虚偽の強盗被害を警察に通報したとして、競泳男子のスター選手、米国のライアン・ロクテ(32)を訴追したと発表した。

 AP通信によると、最大で1年6月の禁錮刑判決を受ける可能性がある。ブラジルの裁判所に出頭しない場合、欠席裁判もあり得るという。訴追に関する書類は国際オリンピック委員会(IOC)にも送付される。

 ロクテは、他の3人の米選手と共に14日早朝、リオデジャネイロのガソリンスタンドでトイレの扉などを壊し、警備員に銃を向けられるトラブルになったが、これを強盗に遭ったとして警察に届けていた。その後、警察の調べでうそと分かり、謝罪した。(共同)

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2016年8月26日のニュース