重量挙げ薬物違反者 08年北京五輪で違反者15人

[ 2016年8月25日 05:30 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)による再検査で薬物違反者が続出している重量挙げ界にまた衝撃が走った。

 08年北京五輪で金メダルを獲得した女子3選手と、当時の男子85キロ級で銀メダルを獲得したベラルーシのアンドレイ・リバコフ(34)を含む8人のメダリストの尿検体が陽性反応を示したもの。北京五輪ではほかにも4選手が陽性反応を示しておりドーピング違反は15人となった。

 中国は北京五輪で男女15種目のうち7階級を制覇。女子48キロ級の陳燮霞(チンショウカ、33)、69キロ級の劉春紅(リュウシュンコウ、31)、75キロ級の曹磊(ソウライ、32)の違反が認められた。三宅宏実(30)が6位に入った48キロ級では2位のトルコ人選手もすでにドーピングで失格処分となっている。

続きを表示

2016年8月25日のニュース