マラソン男子 佐々木悟が日本勢最高16位 メダル遠く…

[ 2016年8月21日 23:45 ]

<リオ五輪 男子マラソン>雨の中、スタートを切る選手たち

リオデジャネイロ五輪マラソン男子

(8月21日)
 リオデジャネイロ五輪マラソン男子は21日、行われ、佐々木悟(30=旭化成)が2時間13分57秒で日本選手最上位となる16位に入った。優勝は2時間8分44秒のエリウド・キプチョゲ(31=ケニア)。

 雨が降る中でのスタート。日本代表の3選手は、まず3キロ付近で北島寿典(31=安川電機)が先頭集団から遅れ始めた。レースはスローペースで進んだものの、25キロ付近では石川末広(36=ホンダ)が集団から遅れ始める。そしてペースが上がった27キロ付近では佐々木も遅れ始めた。

 30キロ地点では日本勢トップの佐々木が先頭から41秒差の24位と、完全に離された。

 石川は2時間17分8秒で36位、北島は2時間25分11秒で94位だった。

 同種目で、日本は92年バルセロナ五輪で森下広一が銀メダルを獲得して以来、メダルから遠ざかっている。

 ▼佐々木 あんまり納得できるものではなかった。ペースが上がった時に余裕を持てなかった。メダルを目指してもっと上に行きたかった。

 ▼石川 入賞を目標にしていたので惨敗。ペースの上げ下げに対応できなかった。前半で思った以上に足を使った。

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