米国 “因縁の相手”アルゼンチンに快勝!

[ 2016年8月18日 13:47 ]

<アメリカ・アルゼンチン>リバウンドを取るアメリカ代表のデュラント

 リオデジャネイロ五輪のバスケットボール男子は17日に準々決勝の4試合を行い、3大会連続の金メダルを目指す米国は04年アテネ五輪の準決勝で敗れているアルゼンチンに105―78(前半56―40)で快勝。五輪では23連勝、W杯を含めた主要大会では51連勝、エキシビジョンを含めた全試合では73連勝を飾った。

 出だしこそリードを奪われたがすぐにリズムを引き寄せて反撃。ケビン・デュラント(27=ウォリアーズ)が28分で27得点を稼ぎ、ベンチから出たポール・ジョージ(26ペイサーズ=)が17得点、ディマーカス・カズンズ(26=キングス)も15得点をマークして勝利に貢献した。

 アルゼンチンはルイス・スコラ(36=ネッツ)が15得点、マヌー・ジノビリ(39=スパーズ)が14得点を挙げたものの層の厚い米国の前に完敗。ここまでチームを支えてきたベテラン2人にとっては代表最後の試合になりそうだ。

 スペインは92―67(前半43―30)でフランスを退け、1次リーグで連敗発進しながら4連勝。モンテネグロ出身のニコラ・ミロティッチ(25=ブルズ)が5本の3点シュートなどでチーム最多の23得点をマークし、過去2大会連続で決勝で顔を合わせている米国と準決勝(19日=日本時間20日午前3時半ティップオフ)で激突することになった。

 オーストラリアは90―64(前半48―30)でリトアニアを下して4大会ぶり4度目のベスト4。クロアチアに86―83(前半32―38)で逆転勝ちを収めたセルビアと準決勝で対戦する。オーストラリアは1次リーグB組でセルビアには95―80で勝っており、再び勝利をおさめれば悲願の初メダルが確定する。

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