フィジー国旗変更取りやめ ラグビー7人制金メダルで「心を動かされた」

[ 2016年8月18日 12:40 ]

 南太平洋の島国フィジーのバイニマラマ首相は17日、リオデジャネイロ五輪ラグビー7人制男子でフィジー代表が同国史上初の金メダルを獲得したことを受け、計画していた国旗変更を取りやめると表明した。国民が現行の国旗を掲げて勝利を祝うのを見て「心を動かされた」とした。地元メディアが18日報じた。

 首相は、週末に帰国するチームを国旗とともに出迎えるよう国民に呼び掛けた。

 首相は2015年2月、現在の国旗から英連邦加盟を示す英国旗ユニオンジャックを外し、太平洋地域の国家であることを示す新しいデザインとする方針を表明。コンテストを進めていたが、新デザインは決まっていなかった。(共同)

続きを表示

2016年8月18日のニュース