伊調馨、五輪４連覇へ王手！決勝進出で銀メダル以上が確定

女子５８キロ級で決勝進出を決めた伊調馨

リオデジャネイロ五輪　レスリング女子５８キロ級

（8月17日）
　レスリング女子５８キロ級が行われ、五輪４連覇を目指す伊調馨（３２＝ＡＬＳＯＫ）は準決勝でユリア・ラトケビッチ（アゼルバイジャン）をテクニカルフォールで破り決勝進出。女子史上初となる五輪個人種目４連覇へ王手をかけた。

　初戦はマルワ・アマリ（チュニジア）に第１ピリオド３―０、第２ピリオドは８ポイントを奪いテクニカルフォール勝ち。準々決勝はエリフジャレ・エシリルマク（トルコ）に最初のポイントを許したが、第１ピリオド終了間際に逆転し３―１で勝利した。

　５３キロ級の吉田沙保里（３３＝フリー）とともに４つ目の金メダルを狙う。１５日の会見では「これからは後輩たちが活躍していく時代。東京五輪でも世界一、その次にも続けていけるように私たちが４連覇を達成し爪痕を残したい」と意気込みを語っていた。