日本人の新技 過去には「ツカハラ」「エンドー」などズラリ

[ 2016年8月17日 05:30 ]

伸長ユルチェンコ3回半ひねりを決める白井
Photo By スポニチ

リオデジャネイロ五輪体操・種目別跳馬決勝

(8月15日)
 体操界では新技に国際大会で成功した選手の名前がつけられる。塚原光男が世界を驚かせた鉄棒の月面宙返り「ツカハラ」など、体操ニッポンは想像力と技術で新技を開発してきた。

 跳馬では山下治広が62年世界選手権で、前転跳びに屈身姿勢を組み込んだ「ヤマシタ跳び」を披露。64年東京五輪では1回ひねりを加えた「新ヤマシタ跳び」に成功。当時最高のC難度を超える「ウルトラC」だった。ほかにも鉄棒の「エンドー(遠藤幸雄)」、つり輪などの「ヤマワキ(山脇恭二)」、平行棒の「モリスエ(森末慎二)」など、採点規則には歴代の日本の名選手たちの名前が、ずらりと並んでいる。

続きを表示

2016年8月17日のニュース