柔道で握手拒否エジプト選手にIOC厳重注意、本国に送還へ

[ 2016年8月17日 05:30 ]

男子100キロ超級1回戦で握手を拒否したエジプトのエルシェハビ (AP)

 国際オリンピック委員会(IOC)は15日、柔道男子100キロ超級の1回戦で、イスラエル選手との握手を拒否したエジプトのイスラム・エルシェハビに対し、五輪のフェアプレーと友好精神に反するとして厳重注意処分を科した。

 同選手は本国に送還されたと明らかにした。エジプトはイスラエルと国交がある数少ないアラブの国の一つだが、パレスチナ問題などを理由に反感を持つ国民は多い。IOCはエジプト・オリンピック委員会に対しても選手への適切な教育を要請した。

続きを表示

2016年8月17日のニュース