サオリン 米国に完敗も…「全員で戦えたのは良かった」

[ 2016年8月17日 03:32 ]

相手のボールを返せずに座り込む木村沙織(中央)

リオデジャネイロ五輪・バレーボール女子準々決勝 米国3―1日本

(8月16日 マラカナンジーニョ)
 バレーボール女子準々決勝で世界ランキング1位の米国に完敗。主将を務めた木村沙織(29=東レ)は「目標に達成できなかったのですが、本当に色々な方の支えがあってリオに来させていただいて、感謝の気持ちでいっぱいです」と率直な心境を口にした。

 主将としての4年間を「チームワーク、思いやり、仲間との絆は4年間ずっと大事にしてきました」と振り返り、「日本に来れなかった選手の思いも込めて試合をしました」と目には涙も浮かべた。

 それでも「目標に達成できなかったのは悔しいですが、日本で応援をしてくださる仲間の思いを込めて、全員で戦えたのは良かったです」と最後は胸をはった。

 また真鍋政義監督(52)も「我々のバレーをやってくれた」と選手たちを称え、木村や荒木などチームを支えたベテラン勢に一言「お疲れ様でした」とねぎらいの言葉を投げかけた。

 ▼キライ・米国監督の話 日本のようなチームと戦うのは好きだ。しっかり守り、闘争心があり、諦めない。こういうチームは、私たちをも押し上げてくれる。互いにベストを尽くしたと思う。

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2016年8月17日のニュース