伊藤舞 見せ場なく46位に沈む「粘り強さ生かせなかった」

[ 2016年8月15日 05:30 ]

力走する伊藤舞(共同)

リオデジャネイロ五輪 女子マラソン

(8月14日)
 伊藤舞(32=大塚製薬)は見せ場なく46位に沈んだ。8キロすぎに先頭集団から遅れ、11キロすぎには第2集団からも脱落。その後もズルズルと後退し、「結構早い段階で苦しくなって、持ち味の粘り強さも生かせなかった」と悔しがった。

 座骨神経痛や疲労骨折など度重なる故障や体調不良を乗り越えて、昨年の世界選手権7位で代表内定。32歳のベテランはバランスの悪い走りを矯正するため、大リーグ・マーリンズのイチローが通うジムとして有名なワールドウィングへも定期的に足を運ぶなど努力した。

 4月にはニュージーランドで合宿して大舞台に備えたが、「持っている力を出すことが目標だったけれど、それはできなかった」と語った。

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