怪物フェルプス、23個目の金「望んでいた通りに最後を飾れた」

[ 2016年8月15日 05:30 ]

声援に応えるフェルプス(AP)

リオデジャネイロ五輪競泳

(8月13日)
 今大会での引退を公言していた「水の怪物」マイケル・フェルプス(31=米国)が、有終の美を飾った。

 男子400メートルメドレーリレー決勝に第3泳者として出場し、2番手から英国をあっさり抜いて米国の9連覇に貢献。五輪個人最多記録をさらに更新する23個目の金メダルを獲得し「望んでいた通りに最後を飾れた」と表彰台では目を拭った。ロンドン五輪後に一度は引退。14年に現役復帰したが、酒気帯び運転で逮捕され、出場停止処分を受けた。「このレベルまで戻すのは大変な挑戦だった」。それでも最後の五輪で金5、銀1のメダルを獲得。米国のバウマン・コーチは「こんな選手は二度と現れない」と賛辞を贈った。

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2016年8月15日のニュース