太田「銀」以上が確定 グレコ59キロ級、決勝はボレロモリナと対戦

[ 2016年8月15日 00:22 ]

準決勝でフォール勝ちして銀メダル以上を確定させた太田

リオデジャネイロ五輪レスリング

(8月14日 カリオカアリーナ)
 男子グレコローマンスタイルの2階級で競技が始まり、日本勢の先陣を切った59キロ級の太田忍(22=ALSOK)が決勝に進出し、銀メダル以上獲得を確定させた。

 太田は1回戦で前回ロンドン五輪55キロ級金メダルのソリアン(イラン)に5―4の判定で逆転勝ちする金星を挙げると、続く2回戦でも昨年の世界選手権3位のケビスパエフ(カザフスタン)に6―0で判定勝ち。

 さらに3回戦でも14年世界選手権3位のスティグアンドレ・ベルゲ(ノルウェー)に4―0で判定勝ちすると、準決勝ではロンドン五輪55キロ級銀メダリストのロフシャン・バイラモフ(アゼルバイジャン)を相手に第1ピリオドで先にポイントを取られながら2分31秒にフォール勝ちした。

 決勝では1984年ロサンゼルス五輪の宮原厚次以来となるグレコローマンでの金メダルを目指し、イスマエル・ボレロモリナ(キューバ)と対戦する。

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2016年8月15日のニュース