柔道代表が帰国の途に 井上監督ら晴れ晴れ「新たな闘いが始まっている」

[ 2016年8月14日 10:54 ]

 柔道の男女日本代表は13日、リオデジャネイロから日本へ帰国の途についた。空港で取材に応じた男子90キロ級金メダリストの21歳、ベイカー茉秋(東海大)は「普段と同じように落ち着いて試合ができた。とてもいい経験をさせてもらった」と笑顔で話した。

 2度目の五輪で女子70キロ級で初優勝した田知本遥(ALSOK)は「メダルと同じくこれまでの過程もきらきらと輝いている。今後は金メダリストとして気を引き締めていく」と自覚を示した。

 ロンドン五輪後に就任し、男子を初の全階級メダルに導いた井上康生監督は晴れ晴れとした表情。「まずはゆっくり休みたいが、もう次のことを考えてしまう。新たな闘いが始まっている」と4年後に目を向けた。

 日本代表は15日に帰国し、12人のメダリストは成田空港で記者会見を行う予定。(共同)

続きを表示

2016年8月14日のニュース