錦織、メダルの懸かった3位決定戦の相手はナダルに決定

[ 2016年8月14日 05:26 ]

デルポトロと準決勝を行うナダル(AP)

 錦織圭(26=日清食品)の3位決定戦の相手はラファエル・ナダル(30=スペイン)に決まった。

 リオデジャネイロ五輪テニス男子シングルス準決勝で世界ランキング7位の錦織はロンドン五輪覇者で世界2位のアンディ・マリー(29=英国)に1―6、4―6で敗れ、3位決定戦に回った。

 もう1試合の準決勝は、1回戦でジョコビッチを破ったフアンマルティン・デルポトロ(27=アルゼンチン)がナダルに5―7、6―4、7―6で逆転勝ちし、初の決勝に駒を進めた。デルポトロは元世界4位ながら故障もあって現在141位ながら、今大会では1回戦で世界1位のジョコビッチを下す好調ぶりを発揮し、とうとう初の決勝まで駒を進めた。

 錦織のナダルとのこれまでの対戦成績は1勝9敗。昨年8月13日、ロジャーズ杯男子シングルス準々決勝で6―2、6―4でストレート勝ち。今年は2連敗しているが、14日(日本時間15日、午前1時30分)の3位決定戦で、日本人選手としては1920年(大正9)アントワープ大会の男子シングルスと同ダブルスの2種目で銀メダルを獲得した熊谷一弥以来96年ぶりとなるメダル獲得を狙う。

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