錦織「ミスが多過ぎた」完敗認め、3位決定戦に気持ち切り替え

[ 2016年8月14日 01:53 ]

準々決勝でA・マリーに敗れた錦織の懸命なリターン(AP)

リオデジャネイロ五輪テニス男子シングルス準決勝 錦織圭 1-6、4―6 アンディ・マリー

(8月13日 五輪テニスセンター)
 勝てば日本人選手としては96年ぶりとなるメダル獲得が確定した準決勝はロンドン五輪覇者のA・マリーに1―6、4―6のストレート負け。錦織は「きょうはミスが多過ぎた。自分のミスが多くて彼(マリー)の安定したテニスに太刀打ちできなかった」と素直に完敗を認めた。

 日の丸を背負って戦う誇りを持って挑んだが、世界ランキング2位の壁はやはり厚かった。「相手のサーブがすごく良かったですし、リターンで攻めることができなかった。彼のリターンもよかったので、、ずっとプレッシャーを感じてプレーしていた」と錦織。そして「何度もやっていて彼に勝てないのは悔しいですね」と続けた。

 だが、メダルへの夢はまだ消えていない。錦織は「しっかりリカバリーして、もう少しいいテニスができれば。いい状態に戻して頑張りたい」と視線を3位決定戦に向けた。

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