坂井200バタ銀で日本4大会連続メダル 松田「日本の得意種目に」

[ 2016年8月10日 23:31 ]

メダリスト一夜明け会見を行った坂井聖人

 坂井聖人(21=早大)が男子200メートルバタフライで銀メダルを獲得し、同種目は4大会連続メダル獲得。

 松田丈志(32=セガサミー)が10日、一夜明け会見で「200メートルバタフライは日本の得意種目といっていい種目になってきているので、この流れを続けていって欲しい」と後輩を頼もしげに見つめた。

 前半抑え気味に入りラスト50メートルで追い上げる展開がはまり銀メダル。それでもマイケル・フェルプス(米国)に0・04秒差で惜しくも敗れたことに坂井は「あのときはうれしかったんですけど、今よく考えてみると悔しい」と喜びだけでなく悔しさもにじみ出てきていることを率直に語った。

 同種目は04年アテネで山本貴司が銀、08年北京、12年ロンドン五輪では松田が銅を獲得。松田は伝統をつないだ坂井へ「その悔しさを忘れずに次の東京でまた頑張って欲しい」とエールを送った。

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