福原愛、決勝進出ならず 前回女王に完敗…初の個人メダル懸け3位決定戦へ

[ 2016年8月10日 22:25 ]

卓球女子シングルス準決勝 中国の李暁霞と対戦する福原愛

リオデジャネイロ五輪 卓球女子シングルス準決勝 福原愛0―4李暁霞

(8月10日 リオ中央体育館)
 卓球の女子シングルス準決勝が10日に行われ、世界ランキング8位の福原愛(27=ANA)が、ロンドン五輪金メダリストの李暁霞(リギョウカ、28=中国)と対戦し、0―4で敗れた。初の決勝進出は逃したが、この競技の日本勢初となる個人メダル獲得を目指して日本時間の11日午前8時30分に行われる3位決定戦へ臨む。

 李暁霞との対戦成績は09年10月の女子W杯で勝って以降は8連敗中で1勝9敗。

 第1ゲーム、最初のポイントを取ったが、9連続ポイントを許すなど相手の勢いを断つことができず4―11で落とした。

 反撃を狙う福原だが第2ゲームも終始主導権を握られた。相手の多彩な攻撃に苦戦し3―11で連取された。第3ゲーム途中にはタイムアウトを取って流れを変えようとするも、勢いは変わらず1―11で奪われた。

 連覇を狙う五輪女王の圧力に屈し、第4ゲームも1―11で落としストレート負けを喫した。

 

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